大阪チタニウムテクノロジーズは2日、尼崎工場(兵庫県尼崎市)で航空機部品に用いるスポンジチタンの生産能力を増強すると発表した。2027年度末までに完工予定で、投資額は約330億円。全社の生産能力は現行比1万トン(25%)増の年間5万トンに増える。米国のユーザーを中心とした旺盛な航空機向け需要に対応するため、製造体制を強化する。