鉛地金の再生原料となる廃鉛バッテリー(自動車用)の市中相場はキロ当たり100~110円どころ中心の値動きにある。電気鉛建値の堅調な推移と品薄を背景とした集荷競争によって夏季を通して100円以上の取引が続く。しかし8月に建値が下落局面に転じたことから、先安観も出始めている。 電気鉛建値は5月にトン当たり40万円の節目を上回り、7月までは40万...