薄板3品(熱延鋼板、冷延鋼板、亜鉛めっき鋼板)の輸入が増加している。2024年上期(1~6月期)はおよそ189万4千トンとなり、前年同期に比べて13・3%増加。24年(暦年)換算ではコロナ前の19年を上回り、380万トン程度となる見通しだ。今後、円高進行で輸入材の割安感が一段と高まれば、さらに増える可能性もある。