2023年に国内で解体された使用済み自動車からの鉄スクラップ発生量は191万トンで前年比6・8%(1万2千トン)増と推計された。前年比プラスは5年ぶり。18年(228万トン)をピークに減少傾向だった発生量は底打ちした格好。これまで半導体不足の影響などを背景に新車販売の落ち込みが自動車解体由来の鉄スクラップ発生量の減少につながってきたが、23年...