上場する鉄骨・橋梁ファブリケーター8社の2024年4~6月期連結決算(一部単独)が出そろった。売上高は4社が増収(前年同期は全社)、経常損益で増益となったのは3社(同6社)と全体的に落ち込んだ。少子高齢化に伴う人手不足や物流・建設の「2024年問題」から施工能力が限られ、建築計画の見直しや延期、工期遅延などが頻発した影響が出た形だ。需要回復の...