日本鋳鍛鋼会によると、5月の鋳鋼(鋳放)生産は前年同月比16・6%減の9204トンで、1950年9月の統計開始以来で最低水準となった。主力の需要先である土木建設・鉱山機械、船舶などの関連需要が低迷しており、自動車向けも苦戦。特殊鋼関連も鋳鋼管やバルブ、圧縮機、破砕機向けなどが微減傾向となっており、減少に歯止めが利かない状況が続いている。 鍛...