鉄鋼産業懇談会(鉄産懇)の廣瀬孝会長(日本製鉄副社長)は12日、国内外の鋼材需要について「回復基調にはあるが力強さを欠いている」と述べ、当面、低位で推移するとの見方を示した。一方、今年度(2024年度)見通しに関しては、「ポジティブな要素と不透明さが混在している」と指摘。23年度並みとしていた当初の見方を「現時点では変える状況にない」と述べ...