仮設資機材のレンタル・リース業界で、定期的な経年材の更新や新規の買い増しに慎重な対応が続いている。足元にかけて資機材の稼働率は高位で推移する一方、建設費の増大や、残業時間の上限規制適用で先行きの工事量をめぐる不透明感を払しょくできない。資機材の調達コストに加え、労務・輸送など諸費用の負担が膨らむ中、一定の保有量を維持して供給に臨む動きが活発に...