JX金属グループのパンパシフィック・カッパー(PPC)などが進めてきた銅精鉱・硫酸兼用輸送船「鉱硫船」への風力推進補助装置の設置作業が完了し、航海を開始した。風力利用によりチリ銅鉱山と国内銅製錬所間で使用する燃料使用量が5~6%節減される見込みで、物流の二酸化炭素(CO2)排出量削減が進展した。 PPCと資源大手BHPおよび船の風力推進補助...