20年回顧と21年展望/大成興業北野登社長に聞く/昨年はコロナ禍で輸入量減少/需給ひっ迫、国内外の相場強基調
――まずは昨年の概況から。 「米中貿易摩擦などの影響により一昨年から景況感は悪化しており、内需減に伴い輸入量は自然に減少するだろうと見ていた。しかし、新型コロナウイルス感染症で内需が大きく減少し、その影響から輸入量も予想を上回る減少となった。昨年の輸入量は410万~420万トンとなる見通しで、2019年比で約2割の減少となりそうだ。直近10年...
紙面で読む
この記事をスクラップ