三菱マテリアルは1日、30%の権益を有するチリのマントベルデ銅鉱山で銅精鉱の生産を開始したと発表した。今後は設備のランプラップを進め、7~9月期中にフル生産への到達を見込む。生産規模は年間12万トン(山命平均)で、同社は生産物の30%を引き取る権利を有する。同鉱山から生産される不純物が少ない銅精鉱の安定供給につながると期待されている。