銅板条などを生産する伸銅メーカーに向ける銅スクラップ需要は7月以降も伸び悩むと見込まれる。先月実施した伸銅メーカーと原料問屋間の7~9月期長期契約交渉では、前四半期に続いて数量条件が横ばい中心でまとまった。伸銅品の生産は盛り上がりに欠ける展開が続いており、原料需要増にはつながらなかった。 伸銅品生産は底を打ったものの、低水準のままだ。日本伸...