東京製鉄は17日、7月契約の鋼材販売価格について全製品を前月比で据え置くと発表した。全面据え置きは5カ月連続。小松崎裕司取締役常務執行役員営業本部長は「国内は総じて緩慢な荷動きで市況も足踏み状態。原料やエネルギーも含め価格の動向を見極めたい」とコメントした。 同月の主な販売価格(ベース)はH形鋼がトン12万7千円、ホットコイル・同10万7千...