神戸製鋼所の業績動向/木本和彦執行役員に聞く/24年度純利益、最高益更新見通し/鋼材事業、労務費転嫁が課題
――事業を取り巻く環境をどうみていますか。 「鉄やアルミなど素材系事業の環境は良くはない。国内の自動車生産台数は年間900万台を下回る水準になっており、力強さが感じられない。一方で下期になれば、半導体向け需要が出てくる見込みで楽しみだ。当社のメニューで言えばアルミの厚板やディスク材、銅板やアルミ鋳鍛などで販売増が見込める。また、建設分野も下期...
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