東邦チタニウムは化学品事業で主力の超微粉ニッケルを減産する。主用途となる積層セラミックコンデンサー(MLCC)向けの需要回復が遅れているためで、在庫量の適正化を図る。 2023年度に6割だった設備稼働率を今年度は4割へと引き下げる。茅ケ崎工場(神奈川県茅ケ崎市)と若松工場(北九州市)の2拠点の関連設備を今年度上期に2~4カ月間休止する計画だ...