アルミ圧延事業を手掛ける国内上場大手3社の2024年3月期決算が出そろった。国内需要は自動車分野を除いて停滞感が強いものの、添加金属・燃料フォーミュラ制導入によるコスト転嫁効果や加工賃の改定が進展。自動車パネル関連で大規模な減損を計上した神戸製鋼所(アルミ板事業)は赤字拡大となったが、UACJと日本軽金属ホールディングスは大幅な増益となった...