非鉄製錬大手8社の2023年度連結決算が出そろった。銅や亜鉛、白金族金属の価格下落や電子材料の回復遅れなどがあったものの、円安影響に加え、鉱山からの受取配当金の増加や持分法投資損益の改善などがあった5社が最終増益となった。24年度は業績予想を公表した7社中5社が最終減益を見込む。 23年度の8社合計の経常利益(一部企業は営業利益、税引前利益...