「不況知らず」の異名さえほしいままにし、盤石な鉄鋼製品の消費地として発展し続けてきた自動車産業の集積地・東海地区に、変化の潮流が押し寄せつつある。確かに、足元の「近景」はこれまでの積み重ねがものを言う繁忙感。しかし、少し「遠景」に目をやると「EV化」「自動運転」「シェアリング」などの大きな変化が迫る。しかも「当初の見込みより変化のスピードは1...