銅の国内取引の参考値となる電気銅建値は16日にトン152万円となり、初の150万円台に乗った。年初からは約2割高となる。4月に入ってからの上げ足は速く、3日に140万円を付けてから約2週間で10万円以上水準を上げた。短期間での急伸によって銅原料や銅製品を取り扱う市場への影響が懸念される。 電気銅建値が節目の150万円を上回る契機となったのは...