日本チタン協会がまとめた2023年(1~12月)の国内チタン展伸材出荷量は、前年比2・2%減の1万3896トンだった。マイナスは2年ぶり。電解プラント向けの需要は底堅く推移した一方、プレート式熱交換器(PHE)向けが鈍化。中国経済の減速などを背景とした輸出の伸び悩みも響いた。 内訳は国内向けが6・2%増の5624トン、輸出が7・1%減の82...