日本製鉄は、石油化学プラントや半導体装置などに用いる継目無(シームレス)ステンレス鋼管の販売価格を引き上げる。上げ幅は原則10%で、需給のタイト感が強い中径品については最大で30%値上げする。いずれも4月契約分から適用する。資材費や労務費の増加が深刻な上、「2024年問題」に起因する物流費上昇の負担も重く、安定供給を続けるには価格改善でコスト...