――足元の事業環境をどう見ていますか。 「銅価格はコロナ禍明けで回復が期待された中国経済に力強さがなかったこともあり、昨年初から弱含みで推移していたが、足元ではやや持ち直し、需要も自動車関連に回復の兆しがある。一方、ニッケルは航空機産業の回復でスーパーアロイ向けが回復してきたが、昨年はステンレス向けが減速したことに加え、インドネシアの含ニッケ...