日本鉄リサイクル工業会は4日、昨年2023年の鉄スクラップ市況について「総じて安定した相場展開だったと総括される」とする報告を公表した。H2炉前価格はおおむねトン5万円を挟んだ相場が続き、「年間平均では22年に次いで史上2番目の高値だった」と指摘。相場が安定した理由については「海外市況が大きく動かなかった」ことを挙げ、「物価高の影響や供給ネ...