2024年1月以降の銅スクラップ需要は現状維持となる見込みだが、底打ち感が出てきた。伸銅メーカーと原料問屋間で行った1~3月期の再生原料に対する数量契約交渉は前四半期比横ばい中心でまとまった。黄銅棒メーカーや銅管メーカーは前四半期に購入量を減らしたため需要は低位のままではあるが、今回の交渉で下げ止まるとともに問屋側からは4月以降に需要回復を...