中堅巻線メーカーの礎電線(本社・埼玉県吉川市、社長・田中友則氏)は今年度の販売数量について、前期比で約2割減の約800トンになると見通している。半導体製造設備関連分野や通信関連分野に加えて、工作機械関連分野での需要が減少していることなどが影響しているとみられる。 営業利益については電力コストの増加によって苦戦した昨年度と比べると、コスト増分...