IHIは25日、横浜事業所で天然ガス熱分解による水素製造試作機を新設し、今月から運用を開始したと発表した。水素の製造量は1日当たり10キログラムで始め将来的には100トン規模を目指す考え。2020年代後半にも再生可能エネルギー由来の熱源や鉄鉱石、天然ガスを活用できる米国や豪州での実用化を構想している。 天然ガス熱分解は、従来の水蒸気改質と比...