米国鉄鋼大手の10~12月期(4Q)業績は、2021年以降で最少の四半期純利益になりそうだ。熱延コイル市況が9月から10月にかけメトリックトン当たり800ドルを割り込み、スポット市場向けの採算が悪化する。ただ足元では1150ドル程度にまで米ホット市況は値を戻しており、4Qを底に業績は上向く可能性が高い。