今年9月に創業100周年を迎えたのを機に、父の井上憲二氏(現代表取締役会長)から12月1日付でトップの座を引き継ぎ世代交代した。「節目での社長就任は本当に重責と感じる」と気を引き締めつつ「人手不足や物流問題、鋼材価格の内外格差などで鉄鋼業界全般が転換点にある。先人が築いた遺産は大切にしつつも、時代に合わせて会社を変化できるようにけん引し、次...