2022年度の鋼矢板生産量は前年度比20・1%減の38万4千トンと6年連続で減少した。少なくとも2000年以降で初めて40万トン台を割り込み、低迷が続く。生産メーカー3社のシェアでは日本製鉄が首位をキープ。しかし、9ポイントダウンの56・9%と旧住友金属工業と統合した12年度以来、日鉄スチールとの合算で初めて60%を割り込んだ。 日本製鉄は...