大阪チタニウムテクノロジーズが米国の大手展伸材メーカーなどと進めていたスポンジチタンの2024年輸出価格交渉は引き上げでおおむね決着した。上げ幅は前年比10%程度。原料となるチタン鉱石価格や製造過程で多量に用いる電力コストの上昇を転嫁した。 27日の決算説明会で杉崎康昭社長が明らかにした。値上げは2年連続となる。杉崎氏は「十分な価格転嫁はで...