2022年度の高炉メーカー3社の生産シェアは約73%と、22年度の74%から若干低下した。22年度は、半導体不足などサプライチェーン(供給網)の混乱が続き、高炉メーカーが得意とする自動車用鋼板などの需要が伸び悩んだ。高炉メーカーのシェア低下はわずかだが、こうした需要動向が影響したとみられる。 22年度の国内粗鋼生産量は21年度比約8%減の8...