JFEホールディングス(HD)の寺畑雅史副社長は下期の生産数量について「原料炭市況が急騰する中、海外鋼材需要や市況の回復が前回想定よりも遅れており、主に輸出向けで数量減を織り込んでいる」とし、通期の粗鋼生産見通しを2460万トンから2380万トンと、80万トン引き下げたことを明らかにした。 80万トンの減産などにより、棚卸資産評価差などを除...