財務省が25日発表した貿易統計によると、11月のステンレス冷延鋼板輸入量は前年同月比1%減の1万1千トンだった。6月以降は9千~1万トン程度で推移し、11月はやや多かったが基調は大きく変わらなかった。前月実績を2割強上回ったのは、台湾材が10月に一時的に減少した反動による。輸入材の大半はSUS304・2B材が占め、店売り市場の浸透率は4割程...