首都圏の店売りマーケットにおける薄中板の荷動きに復調の兆しが出始めてきた。具体的には、熱延黒皮品(中板)の板厚4・5ミリ、6ミリの5幅材やめっき品の一部で品薄サイズが散見され、まとまったオーダーを受けきれず、対応すると歯抜けが生じる懸念も出ている。一過性のものか、今後さらにこの現象が鮮明になるのかは見極めが必要だが、地区流通筋では「夏場の最悪...