レベラーシート(上)や胴縁などを供給
レベラーシート(上)や胴縁などを供給
レベラーシート(上)や胴縁などを供給

 中山製鋼所はパビリオン向けなどで計1千トン強の鋼材を供給した。レベラー材・NP鋼板、またC形鋼・パイプ(母屋・胴縁など)などが、日本館やウーマンズパビリオン、ガンダムパビリオン、フューチャーライフ万博などさまざまなパビリオンで使用され、さらに海外パビリオンでも採用されている。 

 同社は電炉メーカーだが、軽量形鋼のトップメーカーでもある。そのため、電炉材を母材として使用できるメリットを生かし、軽量形鋼製品を「低CO2鋼材」として供給。カーボンニュートラルに向け、環境負荷の低い電炉鋼材として評価につながった。また、建築構造の軽量化が求められたこともあり、軽量鋼に加え、スプライスプレートやガセットプレートで同社のレベラー材が使用されるケースも増えた。