日本電線工業会はこのほど2027年度までの5カ年を対象とした、アルミ電線の中期需要見通しをまとめた。27年度の合計量は2万5千トンとした。22年度実績値から年率2・3%のペースで増加すると見ている。全3分野がともに伸びると予測している。 分野別の動向は鉄塔に敷設する架空送電線など主力の電力向けが1万7千トン。年率2%での伸びを見込んでいる。...