日本製鉄の瀬戸内製鉄所呉地区(広島県呉市)で14日午後に最後の製品の出荷作業が終わり、全ての設備が実質的に休止した。9月末までに生産拠点として役割を終え、今後は10年程度を見込む解体作業が本格化する。 呉では、2020年3月に公表された同社の「生産設備構造対策」で閉鎖方針が示され、これに基づき21年9月に高炉や製鋼工場といった上工程設備を休...