JFEスチールの東日本製鉄所京浜地区(川崎市)の高炉があす16日に吹き止めし、47年の歴史に幕を下ろす。日本鋼管(NKK)、JFEの時代を通じて鉄づくりの一翼を担った高炉は稼働から半世紀近くが経ち、事業環境の急速な変化に直面。製鉄所のシンボルともいえるその火を落とす。〝京浜製鉄所〟は今後、厚板、溶接管など下工程の専門拠点という新たな姿で歩み出す。