「流域治水を積極的に推進する」と話すのは、7月に国土交通省東北地方整備局河川部長に就任した成田秋義氏。入省以来約40年にわたり河川畑を歩み、地震や氾濫時の対応にも数多く当たった。 就任会見では激甚化・頻発化する洪水被害について「7、8月は毎年のように全国各地で大規模な被害が発生している。雨の降り方が年々過去最高を更新し、過去データに基づいて...