鉛地金の再生原料となる自動車用廃鉛バッテリーの市中相場が上伸している。廃鉛バッテリーはバーゼル法改正によって輸出が規制されて以降、国内メーカーの買い手市場となり、価格は安定して推移していた。しかし、問屋に出回る価格はキロ当たりで年初40円台だったが、7月時点で60円台が見られるようになり、5割高となっている。中国系など海外事業者が新規参入し...