国内建設業で形鋼や棒鋼、溶接鋼管類といった鋼材需要に直結する鉄骨・鉄筋・管工事業の工事受注高が、業種間で濃淡が出始めている。2022年度の受注高は3業種ともプラスだったが、直近の23年4月と5月は管工事がプラス、鉄筋は5月がマイナス、鉄骨は2カ月連続でマイナスとなった。鋼管と異形棒鋼の需要は期待できる半面、形鋼、コラム、厚板などは需要の伸びを...