工業炉メーカーの三建産業(本社・広島市安佐南区、社長・三浦雄一郎氏)は2050年の温室効果ガス排出の実質ゼロ目標に向けた世界的潮流を受け、30年までに自社が収める工業炉からのCO2排出量を50%削減させる方針を打ち出しており、23年3月期時点で約30%の削減を達成している。カーボンフリー燃料を使う工業炉の研究開発と並行し、既存炉の省エネ化や...