日本製鉄は鋼矢板・鋼管杭など土木用鋼材の販価改善に継続して取り組む。昨年度累計でトン3万5千円の値上げを実施したが、浸透は8割程度のもよう。軟調だが高水準で推移する原料価格や為替変動なども背景に「販価の下げ余地はなく、むしろ下値を切り上げていく」(土木建材担当者)姿勢で、コスト高が継続する中、昨年全面改定したエキストラを含め値上げの完遂を目...