三井金属の銅箔事業部は2022年度、厳しい事業環境に見舞われた。販売量はキャリア付き極薄電解銅箔「マイクロシン(MT)」が前年度比で29%減、その他電解銅箔(一般銅箔)が34%減の月間1370トンと、ともに不調。今年度はMTで30%増、その他電解銅箔で34%増の1830トンと需要回復を見込むが、回復のペースは緩やかであり、先行き不透明な状況が...