神戸製鋼所の勝川四志彦副社長は11日の決算会見で「22年度は下期に鉄鋼メタルスプレッド改善が進んだ一方、アルミ板や建機は調達コスト上昇分の価格転嫁が遅れた。今期の鉄鋼は在庫評価益のはく落で減益となるもののメタルスプレッド改善が通年で寄与する。アルミ板や建機は価格転嫁をしっかり進ちょくさせる」と話した。 下期は加古川製鉄所で厚板ミルの仕上げ圧...