神戸製鋼所アルミ板事業の23年3月期決算は売上高1954億円(前期比19・3%増)、経常赤字70億円(前期は28億円の利益)だった。自動車材や半導体製造装置向け厚板は堅調だったが、缶材需要が伸び悩みアルミ板販売量は33万7千トン(同6千トン減)。さらにエネルギー価格高の販売価格への転嫁遅れが響いた。経常利益は前年に比べ販売構成で25億円、販...