日本製鉄は10日、九州製鉄所・八幡地区(北九州市)の高炉を休止し、代わりに大型電炉を導入すると発表した。電炉導入では、瀬戸内製鉄所・広畑地区(兵庫県姫路市)でも2基目を導入する計画。製鉄プロセスでの二酸化炭素(CO2)排出削減を加速し、30年目標(13年度比30%減)の達成を目指す。一方、自動車の電動化(EV化)で、需要拡大が見込める電磁鋼板...