日本アルミニウム協会がまとめたアルミ圧延品の需要部門別特殊分類出荷実績によると、2022年度の自動車用アルミ圧延品出荷量は、前年比5%減の29万8339トンだった。乗用車向け板材は増加したものの、熱交換器用板材はコロナ禍を下回る低水準だった。 品種別では板類が5%減の18万507トンだった。主力の「乗用車」は5%増の10万8159トンで前年...