2023年度の建設、ひいては建材の需要はどうなるか。コロナ禍が収束しインバウンドも日に日に増加し、先行きの不透明感から手控えられてきた中小建築物の着工増加が見込まれる。ただ懸念されるのは資材高騰や建設現場の人手不足。日建連の宮本洋一会長(清水建設会長)も「需要は高いが受注競争が激しく、職人の手配も難しくなっている」と危機感をあらわにする。物...