日鉄エンジニアリング(社長・石倭行人氏)は10日、製鉄・一般処理廃棄物処理の過程で生じる産業副産物のスラグを活用し、下水汚泥から化学肥料の原料となるリンを回収する技術開発に乗り出すと発表した。まずは北九州市下水道局と共同で実証研究に取り組み、2年間かけて基盤技術の確立を目指す。汚泥からのリン回収技術は他にもあるが、スラグを用いる手法の実証研究...